【灯夜】「梨緒? 梨緒? もしもし?」

【梨緒】「ご、ごめんね……さっき、ちょっと声が遠くって」
【梨緒】「あ、あと、周りも騒がしいけど……ふぁ、あン……!
     灯夜の声、ちゃんと聞こえてるから……っ」


確かに、携帯の向こう側から、複数の人の声がする。
テレビやラジオの音でもなさそうだし、ということは梨緒は、家にいないんだろうか。

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【梨緒】「ふふぁあッ、あ、あン、あぁあああン! はー、はー、ひっひぃぃぃいン!」

一匹の飢えた女が、堰を切ったように嬌声を撒き散らかしていた。
その傍らには、通話終了のメッセージが浮かび上がったままの携帯が転がっていた。

【梨緒】「くぅ、うぅうン……! あ、あは、やっと、やっとちんぽに集中できる……っ」
【梨緒】「どでかちんぽ相手に腰振って、たくさん気持ちよくなれるの……!
     くぅっ、うぅぅぅうン!」


ひっきりなしに上下する裸体。尖りきった乳首は、男の手によって捻り潰されている。
彼女があげているのは、先ほどまで自らの愛する人と会話していた人間とは思えない、
艶やかな声だった。
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