【慎吾】「先生、何を……」
【司】「オレの水着姿が、見たかったんだろ? だったら遠慮するなよ」
【司】「一番近くまでよって、好きなだけ堪能しれくれ」
【慎吾】「もっ、ぐ……!? ぅんん……」

森本先生は仰向けになった僕の上に圧し掛かると、
顔の上に胸を被せる。
先生の身体の中で、一番出っ張った部分が、口元へと押し付けられた。

【慎吾】「くっ、んんん……ふぅっ、んふぅ!」
【司】「目をつぶっちゃ駄目だろう? それじゃ何も見えないじゃないか」
【司】「ほらほら、お待ちかねの水着が、すぐ目の前にあるぞ」
【司】「見る気がないのなら、目元まで全部、埋めちまうぞ〜?」

大きく張りつめた膨らみが、ずるずると僕の顔の上を、前進する。
まぶたを開いて確認してみるけど、近すぎて全体の形が、
うまく捉えられない。
紺色の丘が、こちらに押し寄せているのだけが、眼前に見えた。

【司】「お、ようやく目を開けたか。もう口元どころから、
鼻の頭まで見えなくなってるぞ」
【司】「まぁ、より密着した方が、そっちも楽しめるのかもな」
【司】「オレだって、こうして。ん……あぁん……」
【慎吾】「んむぅううう……。ふっ、ぐぅうう……んっ、んっ!」
【司】「朝倉の身体で、気持ちよくなれるしな。はぁ……ん……
    ぁっ、あ……」

先生は顔の上に乗っけたまま、胸を揺すり始める。
ずっしりと重みのある膨らみが、顔全体に擦り付けられた。

【司】「んふぅう……はっ、あ……。ふふ、息苦しいか?
    あっ、ぅふうう……んっ……」
【司】「けど、やめはしないぞ。しっかり受け止めておけよ。
    んっ、あ……。はぁあ……」
【司】「あふ……んっ、んんん……。ぁはああ……」
【慎吾】「おむっ、ふっ、んむぅう……くっ、ふぁっ、んんん……!」

先生の胸に、口も鼻の穴も塞がれて、息苦しい。
その上、張り付いた水着の表面には、予想していた通り
しっかりと汗が染み込んでいて。

【司】「はぁ……ぁっ、んん……。どうだ? 乳房で顔面、
    撫でられる気分は?」
【慎吾】「んっ、んふぅうう……くむっ、んんん……」
【司】「お、どうしたどうした? 声が小さくなってきたな」
【司】「オレの胸に、存分に甘えるつもりになったか? 
    構わないぞ、うりうり」
【慎吾】「ふ、んすぅうう……あふっ、んんん……」

甘えるというか。先生の汗の匂いが、胸の谷間に埋まった鼻から、
なだれ込んで来て。
その強烈だけど、どこか甘酸っぱい匂いに、僕の頭は麻痺してしまう。

【慎吾】「くふっ、んふぅう……。むっ、すぅ……うう……」
【司】「ぁっ、ん……。鼻を鳴らしてるな。くすぐったいぜ、朝倉」
【司】「蒸れた水着の匂い、好きなのかい? 欲しけりゃ好きなだけ、
    吸っていいぜ」
【慎吾】「くっ、ふぁあ……はぁああ……」

僕は口を開けて、そこからも大きく息を吸ってしまう。
染み込んだ汗と化学繊維の匂いが、複雑に交じり合った体臭が、
口内から鼻の奥まで抜けて。
僕はその匂いに、溺れてしまう。

【慎吾】「あふっ、ぐっ、ぅんんん……。んっ……ふっ、う……」
【司】「あはは、目がとろんとしてるな。気に入ってもらえたみたいで、
    嬉しいよ。ん……ぁぁっ、は……」
【司】「変な匂いのもの、くっつけないで下さい! とか
    言われるかもなと、思ってたからさ」
【司】「まぁその時はその時で、ひと泳ぎしてくれば、大丈夫かなと」

そんな、変な匂いだなんて。
一般的ないい香と比べれば、まったく異質で刺激も強いけど。
先生の汗の匂いに包まれるの、まったく不快には、ならない。
その事を示そうと、僕は深く深く、息を吸い込んだ。

【慎吾】「はぁああ……ふぐっ、ん……あふぅう……。はすぅううう……」
【司】「あんっ、分かった分かった。そんなにこの匂いが、好きなんだな」
【司】「でも折角なんだから、味の方も確かめてみたらどうだ?」

味? 味って……。

【司】「お前の舌で、べろべろ舐めてくれよ。下敷きになってたって、
    それくらいの動きは、出来るだろ?」
【司】「そうすればオレも、気持ちよくなれるからさ」
【慎吾】「んむっ……ふっ、んんん……」

先生に促されて、それまではただ開いてだけの口の中から、
舌先を伸ばす。
そして化学繊維で覆われた膨らみを、ゆっくりと擦り上げた。

【慎吾】「くむ……んっ、ちゅぅ……う……。んふっ、ふっ、むぅ……」
【司】「ん……ぁ……。はぁあ……。動き始めたのが、分かる。
    でも、ちょっと弱いか……」
【司】「水着の上からなんだ、もっと強めにしてくれて、いいぞ。
    ん……ん……」
【慎吾】「おふぅう……むっ、んんんっ、くちゅるっ。んちゅう……」

ずっしりと胸の丸みの押えられていては、大して激しい動きなんて、
出来そうにない。
それでも唇で水着の表面を挟んで引っ張り、そこへ強く舌先を
押し付けた。
何度も舐められて、僕の口に乗っかっている水着の部分は、
涎でぬるぬるになる。

【司】「ふぁっ、んん……はぁっ、ああ……。小さくて、細かくて、
    ぁっ、んっ、ん……」
【司】「すごく、もどかしい感じ……。このまま水着外して、
    直接舐めさせたいけど……」
【司】「今日はこの格好でってのが、朝倉からの要望だもんな。
    そうはいかないか。はぁ……ああふぅ……」
【慎吾】「むぐっ、んちゅうう……ちゅぷちゅる、ちゅつうう……。
     ふっ、はぁあ……」

舌を伸ばすたびに触れる、水着の繊維の味。そうやって口を
動かしている間も、自然と先生の匂いは、流れ込んできた。
匂いと味が関連付けられて、より深く頭の中に刻み込まれる。
そんな味覚と嗅覚からの刺激が、僕の下半身に反応を呼び起こした。

【司】「あれ? あれあれ? 何かな、これは?」
【慎吾】「ふあっ! くっ、んふぅううう!」
【司】「ペニス、おっきくなってるなぁ。お腹の下で膨らんでるぞ」

先生は身体を左右に振って、下着から飛び出た竿の部分を、転がした。
何もそんな形で、確認しなくたって!

【司】「ふふ、おっぱい吸って、興奮しちまったか……つまり
    こうなってるのは、オレの所為って事だよな」

胸吸っただけで、股間を勃起させた訳じゃないけど。
その原因が、全部森本先生から放たれているのは、確かだ。

【司】「となると、きっちり責任取るのが、いい女って奴だよな」
【慎吾】「んふっ、くっ、んむぅうう! ふっ、うっ!」
【司】「んん……ぁっ、ぁああ……。まずは胸で、
    苛めるだけのつもりだったけど」
【司】「一発、抜いておいてやるよ。はっ、あっ……ああっ、んぁ」

先生の身体が、今度は大きく上下に振られる。
顔の上を胸の膨らみが行き来すると同時に、ペニスが
お腹にずりずり擦られる。

【司】「はぁっ、んっ、んふぅ……ふっ。顔面埋め尽くしながら、
    ペニスもきつく、サンドイッチしてと……」
【司】「もっとも、こっちから力入れなくても、勝手に
    めり込んできてるけどな。ぁっ、んんん……」