「…遠慮せずに気持ちよくなって下さい、隆一郎さん…」

 僕の気持ちも知らず、彼女は再び腰を弾ませる。

  ぐっ……じゅぷっ……ぐぐっっ……じゅぷぷっ……。

 [咲枝]「うふふ…すごい音…。わたしのいやらしい愛液が…隆一郎さんの……にべっとりと絡んで…」

 [咲枝]「わたしが…腰を振るたびに…にちゃにちゃ…卑猥な音を立ててます…!」

 [咲枝]「それに…わたしの…熱い……と…隆一郎さんの…ぶつかる肉の音…。

ぱんぱん…って…すごく激しい…」

  お互いの獣欲の奏でる甲高い悦びの調べ。渾然となって部屋に満つ。


浪漫の夜、僕はやさしい女神と出会ふ。
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