Story
あらすじ
─姉
妹妻との共同生活。
行き交うそれぞれの想い。
憧れの人を、亡き夫を、幼なじみを、想う気持ち。
やがてすべて暖かく包まれ、愛情が降り注ぐ。
主人公「相葉一成」は近所付き合いのあった森尾家の次女”菜々子”に少年時代から憧れを寄せていた。彼女は一成の兄である相葉瑛一の彼女で高校卒業と共に結婚して、彼の元から去った。一成はその後もそのやるせなさと無力感に囚われたまま、これといった恋愛関係のない生活を過ごす。
しかし今から二年前、兄・瑛一が急死してしまう。
葬儀の中、最愛の夫を失い、悲しみに沈む菜々子の姿を見つめつつも何もできない一成。
そして今年の春、大学受験に失敗した一成は、都内の予備校に通うため故瑛一・菜々子夫婦の家に下宿することになる。女性が一人で暮らす家に下宿するなんてと恐縮する一成だったが、遠慮することはないという菜々子の言葉と、まだ瑛一の死の悲しみを引きずっている菜々子の悲しみを癒したいという気持ちからその申し出を受け入れる。
紆余曲折はありながらも同居を始める一成と菜々子と…菜々子の妹で一成の幼馴染み結花。
さらには森尾家の長女千草も転がり込んで三姉妹との生活が始まる。
奔放な人妻、長女の千草やバイト先の積極的な人妻”穂奈美”のアプローチを受け、右往左往しながらも気丈に振舞う菜々子の心に触れようと懸命になる一成。そして最初は口ゲンカの絶えない結花だったが次第に一成を意識しだす。
そこに兄、瑛一と瓜二つの沢木健太郎夫妻が隣に引っ越してくる。揺れる菜々子の心 ・ ・ ・ ・ ・ ・。
あふれ出る気持ちに振り回され、意識しあいつつ素直になれない登場人物たち。それぞれの想いの行方はどこに向かう?
朝
、目が覚めるとキッチンから聞こえるまな板を叩く包丁の音。
寝坊していると心配してくれて起こしに来てくれる
幼馴染
。
豊満な胸をあらわにして 朝のデザートをそえてくれる
お姉さん
・ ・ ・。
今まで食事なんて気にしてなかった。
部屋の掃除なんて汚れたらすればいい。
そんな考えは全て消えてしまう!!
まるで大きな手で包み込まれているような
柔らかく暖かい愛情
があなたに注がるのだから……。
人妻達の
多幸感
に包まれながら過ごす
同居生活
。
あなたならどう過ごし、道を選びますか?
2004 13cm All Rights Reserved.
last update
2004.04.23.